子どもたちのおもちゃってどんどん増えていきますよね。
そして、家がどんどん散らかっていきます。
そんなおもちゃが減ってくれたら、どんなにきれいな部屋で暮らせることか。。
今回は、子どもたちとの信頼関係を壊さずにおもちゃを減らす方法を紹介しています。
この記事は、こんな方のお役に立てると思います。
- 子どものおもちゃで家が片付かない人
- 子どものおもちゃ・・・正直捨ててしまいたい人
- でも、勝手に捨てるわけにもいかず、悩んで部屋が片付かない人
この記事の内容はざっくりこんな感じです。
- 部屋が片付かない理由とは
- 処分するおもちゃの選び方(間違えると悲惨)
- 【要注意】捨てるまでの道のり(省略すると最悪子どもがグレます)
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おもちゃで部屋が散らかって最悪です…イライラします
まずは、わが家の惨状をご覧いただきましょう。
どうですか?結構最悪じゃないですか。
おもちゃがなくなれば、、、せめて数が減れば、快適な暮らしができると思いませんか?
どのおもちゃを処分すべきか(捨てるおもちゃを選ぶ)
さて、クイズです。
この写真のおもちゃたちを処分するとしたら、どちらから処分していきますか?
1.部屋に散乱した腹立たしいおもちゃ
2.棚に片付けられたおもちゃ
答えは、「2.棚に片付けられたおもちゃ」です。
外に散らかされているのは、子どもたちが遊んだおもちゃなので、これを処分すると、子どもたちから怒られます。
まずは、棚に整理されたものから考えていく方が簡単です。
手順は、後で詳しく解説していきます。
片付かない理由(=部屋が散らかる理由)
さて、ここで片付かない理由を整理しておきましょう。
わが家の場合は、
- おもちゃが収納スペースに対して多すぎる
- そもそも、おもちゃが多すぎる
ひとつずつ解説していきます。
おもちゃが収納スペースに対して多すぎる
わが家を見ていただくと、部屋は散らかっていますが、これらを収納すべき場所がありません。
収納スペースもおもちゃでパンパンです。
これでは、片付けようがありません。
まずは、収納スペースに合わせた量まで減らしていくべきです。
後で述べますが、収納スペースを増やせばいいという話ではありません。
そもそもおもちゃが多すぎる
わが家の例だと、おもちゃの収納スペースが正直多すぎます。
収納スペースが多いと、おのずとそこに入れるおもちゃも増えていきます。
子どもたちも、別に遊びたいわけじゃないけれど、なんとなく手に取って散らかすおもちゃがあることは事実です。
ご家庭ごとに適量があると思いますが、あまり楽しそうに遊んでいないおもちゃは処分の対象です。
少しずつ、減らしていきましょう。
片付かない理由・まとめ
片付かない理由をいったん整理しておきましょうね。
原因は主に次の二つです。
- 収納スペースが足りなくて置場がなくなって散らかる
- そもそもモノが多すぎる
片付けるために、モノを減らすのが、根本治療方法になります。
具体的手順(ハードル低く、子どもにも恨まれない)6ステップ
さて、おもちゃの処分をする際には、絶対に守らないといけないルールがあります。
これを、間違えると、子どもたちは、親→大人→人間を信頼することができなくなります。
最悪は、社会性を見失い、将来、非行に走る遠因にもなりかねません。
絶対に、失敗しないようにしてくださいね。
1.収納されている(=棚に放置されている)ものを、全部床に広げる
散らかっているおもちゃは、とりあえず脇にどけておきます。
これらは、子どもたちが、楽しく遊んでいる可能性が高いおもちゃだからです。
それよりも、収納されているおもちゃから選んだ方が、簡単です。
片付けの鉄則として、まず、全体を把握することから始めます。
残すものの優先順位は、全部を把握しないとつけられないですもんね。
また、この段階で、どの程度のモノを減らすかも考えておきます。
2.捨てる(最近遊んでいない)おもちゃを選ぶ
次に、いよいよ、「最近遊んでいないおもちゃ」を選んでいきます。
後で述べますが、いきなり捨てないので、安心して気楽に選んでください。
最近の写真を見ながら選ぶと確実かもしれませんが、そんなに頑張る必要はありません。
感覚的に、「ん?これは最近遊んでないな??」くらいでOKです。
間違えてもOKです!
心理的ハードルを低くして、作業が進みやすくなる工夫があるので、遠慮なくやりましょう。
3.【ポイント!】中身の見えないケースに収納する
遊んでいないおもちゃを選んだら、透明ではなく、中身が見えない箱に入れていきます。
↑こういうタイプではなく(透明×)、、、
↓こちらのタイプです(中身が見えない〇)
中身を見せないのは、子どもたちにとって大事なものでなければ、思い出させない工夫です。
4.【ポイント!】子どもたちが普段、目にしない場所に保管する
処分対象のおもちゃを入れたケースは、普段子どもたちが目にしない場所に保管しましょう。
わが家では、クローゼットの上の段に並べています。
とりあえず、捨てずにとっておきます。
まさに、棚上げするということですね。
5.【ポイント!】一定期間が来たら処分する
わが家では、大体1年くらい保管して、妹におさがりとしてあげています。
短くても、できれば、半年くらいは保管しておきたいものです。
ここが空になったら、また、部屋の掃除をするといいですよ♪
年に一度の大掃除のタイミングなんかでやってみてはいかがでしょうか。
6.【ポイント!】必要に応じて処分せずに元の場所に戻す
この方法の醍醐味です。
子どもたちから、
きいろい、ハトバスどこ行った??
と聞かれたりすることがあります。
そんな時に、サッと差し出すことができれば、問題なしです。
いきなり捨てていたら、子どもたちに悲しい思いをさせてしまいますもんね。
遊んでいないおもちゃでも、子どもたちが必要としたときには、元に戻す勇気が必要です。
理想は処分待ちボックスへの移動する前に、子どもたちの同意を得ること
わが家では、今のところ、処分まちボックスへ移動する際に、子どもたちの同意をとっていません。
子どもたちは、「すべてのおもちゃが必要だ」と主張するからです。
下の子が3~4歳くらいになって、自分が遊んでいないおもちゃが無駄に場所をとっていることを理解し始めたら、同意を得てからにしようと思っています。
なぜ処分する前に一度保管するのか(おさらい)
作業手順を紹介する中で、一度保管する理由は書いていますが、大事なのでもう一度。
子どもが大事にしているものを捨てるリスクを軽減できる(ほぼ0)
冒頭でもお伝えしましたが、勝手に大事なおもちゃを処分してしまうと、信頼を失います。
うっかり、大事なものを捨ててしまわないためにも、一度保管しておくことがおススメです。
大事なおもちゃが見当たらないと、子どもたちは、必ず、こちらにそのことを伝えてきます。
その際に、手渡ししてあげれば、子どもたちは、そこで満足します。
捨てるおもちゃを気楽に選べる(=心理的ハードルが下がる)
子どものおもちゃの中から捨てるものを選ぶというのは、とてもプレッシャーですよね。
そんなプレッシャーに耐えきれず、ついついおもちゃを片付けることを後回しにしがちです。
でも、とりあえず、一定期間保管して、子どもたちから、あのおもちゃで遊びたいと言われたときに、復活できるんです。
間違っても大丈夫なら、気楽に選べませんか。
行動するためのハードルを低くするためにも、一定期間保管することに意味があります。
正直めんどくさいと思った方いませんか??
でも、正直めんどくさいと思っちゃうことも無理もないと思います。
子どものころに、部屋を散らかしていると、親からやられた経験のある方もいるかもしれませんね。
ゴミ袋を持ってきて、いきなり、散らかったおもちゃを捨てられる、、アレ!!
親からすれば、
- 散らかすわが子に制裁を加える
- 捨てられたくなければ片付ける習慣をつけてもらう
- 邪魔なおもちゃを排除できる
と、メリットが多いような気がします。。。
でも、そんなことで、子どもたちからの、信頼を失うのはもったいないと思います。
子どもからすれば、、、
- 散らかすわが子に制裁を加える(→裁判を経ずにいきなり刑が執行される)
- 捨てられたくなければ片付ける習慣をつけてもらう(→脅迫)
- 邪魔なおもちゃを排除できる(→財産権の侵害)
少し、めんどくさいけれど、上で示した手順を踏んで、部屋を片付けてほしいと思います。
子どもたちは、片付けるメリットをわかっていなかったりするので、制裁して脅迫するのは酷ですよね。
まとめ
子どものおもちゃは無尽蔵に増えていきます。
定期的に、処分しないと、部屋はいつまでたっても散らかったままです。
捨てるための、手順を再確認しておきましょう。
- 収納されているおもちゃを、全部床に広げる
- 捨てるおもちゃを選ぶ
- 中身の見えないケースに収納する
- 子どもたちが目にしない場所に保管する
- 一定期間が来たら処分する
- 必要に応じて、処分せずに元の場所に戻す
この方法だと、以下のメリットがあります。
- 子どもが大事にしているおもちゃを捨てるリスクを回避できる
- 捨てるおもちゃを気楽に選べる
子どもたちの信頼を失わずに、あなたの部屋が片付きますように!
(参考記事)
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