スッキリとしたクローゼットの素敵なお部屋に住みたくないですか?
子どもの洋服って増えがちです。
おさがりやお祝い。衝動買いなんて人も!?
気づけば、洋服がクローゼットからあふれてぐちゃぐちゃになっていませんか。
とはいえ、処分するとしても、どれを減らしたらいいか悩みますよね。
この記事は、あなたのクローゼットをいとも簡単にキレイに片づけてしまうことでしょう。
ミニマリストでないとできないような、特殊な価値観は押し付けないのでご安心を!!
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こどもの服を片付けることのメリットとは?
子どもの服を片付けることのメリットに一応触れておきます。
- クローゼットがすっきりしておしゃれ度アップ
- 子どもの着替えがスムーズに
- 衣替えがラクになる
クローゼットがすっきりしておしゃれ度アップ
ぐちゃぐちゃのクローゼットと、モノが少ないすっきりしたクローゼット。
比較すれば一目瞭然です。
ズボラな私でも、少し片づけるだけで、ずいぶん、キレイなクローゼットを手に入れられました。
皆さんも、少しの手間を一度かけてみませんか。
子どもの着替えがスムーズになる
朝、忙しいのに、子どもたちが着替えを嫌がって手を焼く。
そんな経験ありませんか。早く着替えろよ!!ってなりませんか?
子どもたちは、服がたくさんありすぎて、今日着る服をうまく選べないのです。
ミシガン大学のジャムの実験で明らかです(この記事の最後らへんで紹介します)。
クローゼットをキレイにするだけでも、子どもたちの着替えの速さはだいぶ違いますよ。
ごちゃごちゃの自覚のある方は、この記事を読んで、クローゼットをキレイにしましょうね。
衣替えがラクになる
衣替えをラクにするのは、収納方法がポイントです。
でも、クローゼットがすっきりしていると、当然、収納が楽ちんになります。
衣がえに苦労したくない方は、↓の記事も読んでおくとよいですね。
残す洋服の選び方・残す数の決め方(かんたん7ステップ)
さて、クローゼットを洗練されたものにするには、数を減らすのが鉄則です。
手順は以下の通りです。
- 残すべき数を決める
- 気持ちを切り替える。捨てる服を決めない→残す服を選ぶ。
- 子どもの写真を眺めよう。残す服は見えてくる
- それでも決められないなら、いい服の素材や特徴を考えてみる
- 急な着替え用としてバッグに一着しまう
- 「さいごの しゅだん を つかう」
- 「おいのりの じかん」
詳しい話をしていきましょう。
ステップ1:子どもの洋服は何着必要??
洋服を何枚残すか決めないと話が進みません。
人間、何らかの行動を起こすには、数値目標がないと動きにくいのです。
そこで、残すべき洋服の枚数をまず考えていきましょう。
計算方法は、以下のとおりです。
「一週間に洗濯した枚数÷7(一週間の洗濯回数)×3(予定旅行日数)+1(予備)」です。
例えば、夏のTシャツを思い出してみましょう。
- 月曜日 : 1枚洗濯した
- 火曜日 : 2枚洗濯した(泥遊びした)
- 水曜日 : 1枚洗濯した
- 木曜日 : 1枚洗濯した
- 金曜日 : 2枚洗濯した(おしっこ漏らした)
- 土曜日 : 2枚洗濯した(水遊びした)
- 日曜日 : 2枚洗濯した(汗をかいた)
一週間で10枚洗濯しました。まぁ記憶の範囲内でOKです。
ここから導き出される、必要な枚数は、6枚となります。
<10(総洗濯枚数)÷7×3+1=5.3>→6枚
この式の意味としては、
一日あたりに着替える枚数を計算して、3泊の旅行に必要な分があれば十分すぎるよね。という発想です。
思い出してもらえるといいのですが、4日以上旅行に行くときは、途中で洗濯したり買ったりするものです。
メッタに行かない長期旅行のために、洋服をいつもストックしておく必要はありません。
意外と少ない枚数の洋服でも十分に回っていくものです。
ステップ2:捨てる服を選ばない。残す服を選ぶこと。(ミニマリスト界隈では常識らしい)
残す枚数が決まったら、次は意識改革をします。
大丈夫。難しいことではないし、宗教とかオカルトとかスピリチュアルでもありません。
「残す服を選ぶ」ということです。
はい、「残す服を選ぶ」。三回唱えてください。
あなたは10枚の服を6枚にしようとしています。
その時に、
〇「どの6枚を残そうかな?」と考えなくてはなりません。
×「どの4枚を捨てようかな?」ではダメなんです。
え!?同じことじゃないの??と思ったあなた。
実は、全然違うんです!!!
クローゼットにある10枚の服は、どれも運命的にあなたのクローゼットにやってきました。
「高かった」、「色が素敵だ」、「尊敬する人にもらった」などなど。
一枚一枚に、思い入れがあり、ドラマがあり、金銭的価値があります。
そこから、捨てるものを選ぶなんて無理ですよね。
だから、「残すものを選ぶ」んです!
残すべき枚数に達したら、その他の洋服の価値やドラマは考えることなく、脳死で捨てる判断をします。
これは、ミニマリスト界隈だと常識らしいですよ。。ミニマリストほど減らさなくてOKですけど。
ステップ3:残すべき洋服の選び方
それでは、残すべき洋服の選び方を見ていきましょう。
実は、とっても簡単です。
結論、「最近の写真を眺めてみよう!」ということに尽きます。
皆さんは、普段から無意識のうちに、
- 素材
- デザイン
- 着心地
- 気候
- ライフスタイル
などを総合的に考えて、洋服を選んでいることでしょう。
あなたは、毎朝、ベストな選択をしているのです。
その選択の正しさを信じましょう。自分を信じるのです!!
最近の写真を眺めてみて、よく写真に写っているベスト6を選べばいいのです。
そのベスト6が、お子さんの人生に必要な6枚です。
簡単ですね。
よく、「洗濯した洋服をハンガーの左側にかけていって、右側の洋服を捨てる」というテクニックを見かけます。
原理的には同じことですが、毎日そんなマメなことができる人は、整理整頓もきっと得意でしょうね。
写真を見て考えることは、ズボラ民でもできるので、おススメです。
ステップ4:捨て方を考えなければならない場合のヒント
どうしても、ベスト6が三つある皆さんは、以下のものを残して、他を捨てましょう。
- 「そで」や「えり」が広いもの
- よく伸びる素材でできたもの
- 小さめよりも大きめ
- 綿100%のもの
「そで」や「えり」が広い洋服は、着替えに不慣れな子たちでもストレスが少ないです。
また、綿は、肌触りもよく、子どもたちも気持ちよく着ることができますし、何より肌に優しいので、敏感な子供たちの肌を守ることにもつながります。
子供たちが楽しく着替えられて、それでいて肌に優しい洋服を残しましょう。
洋服は、子どもたちを無理やりシゴクためのものではありません。
修業は、大きくなって、別な方法で試みていきましょう。
ステップ5:急な着替え用として一着をバッグに入れる
ベスト6の中から、一番コンパクトに収まるものを、巾着袋に入れて、バッグにしまっておきましょう。
子供たちは、お出かけ先で、ドブに落ちたり、泥まみれで遊んだりして洋服を汚しがちです。
そんな時に、バッグにいつも着替えを入れておくと、さっと対応できます。
また、洋服が一着消えるので、クローゼットがさらにスッキリします。
ステップ6:【さいごの しゅだん】実家に置いておく…
最後にどうしても絞り切れない、2つのベスト6。
片方は実家に置いておきましょう。
実家は、最も頻度の高い旅行先の一つでしょう。
そこに、替えの洋服を置いておくと、旅行の荷物を減らすことができるわけですから、価値があります。
ただし、実家を物置にするのはやめましょう。
ステップ7:【おいのりの じかん】反省タイム
買ってしまったミスを素直に認めて、
「あぁーなんて無駄な買い物をしてしまったんだァ~」と、
反省する時間をとりましょう。
値段を覚えていると、なおよいです。
苦しんで苦しんで、苦しみぬいて、大きなストレスを感じながら、洋服を処分しましょう。
あの日、あの時、あの場所で、この買い物をしてしまった自分を大いに恥じ入りましょう。
そして、誓うのです。
「ひと時のノリで、大きな過ちを犯すのは、もう最後にするんだ」と。
そうすると、二度と、無駄な買い物をしなくなることでしょう。
それが、結果的に、クローゼットをキレイにすることにつながっていくのです。
とはいえ、不安なこともあるよね
と言っても、
- 選択肢は多いに越したことはないんじゃない?
- そんなに減らして大丈夫?
- 捨てるストレスに耐えられない!!
という方もいるでしょう。
でも、それで、憧れの美しいクローゼットをあきらめてしまうのはもったいないと思います。
選択肢がたくさんあった方がいいのでは?
コロンビア大のシーナ・アイエンガー教授による有名な「ジャムの実験」をご存じでしょうか。
スーパーの一角に、
- ①24種類のジャムを展示した場合と
- ②6種類のジャムを展示した場合だと
「②」の6種類を展示した時の方が、売り上げがよかったんだそうです。
人は、選択肢が多すぎると、選ぶことに疲れて、選びきれないことがあるという結果でした。
選択肢は多ければいいというわけではないのです。
疲れるだけですよ。
洋服を減らしすぎたら、何かあったときに困るのでは?
「何かあったときに困るのでは?」
何があったときでしょうか??
心配ごとの96%は実際には起こらない。起こったとしても容易に解決できたりする。
って、聞いたことありませんか。
「ミシガン大学 不安 96%」とかで検索すると出てきますので、関心のある方は調べてみるといいかもです。
三日分の洋服を、一日で使い果たすことなんてほぼ起きえませんね。
捨てるストレスに耐えられない!!
いざ、捨てるとなると、踏ん切りがつかなくて。
「脳死で捨てろ」と言われても。。。。
そんな方もいらっしゃるでしょう。
モノを大事にするココロはとても大事なことだと思います。
それでも、捨てる痛みを受け止めて、次に生かすことが、本当の意味での無駄をなくすことにつながるのではないでしょうか。
今、ここで物を捨てるのはあきらめれば、洋服を捨てる「無駄」な行為を避けることができます。
でも、ここで、痛みを感じなければ、また同じように、
- 「無駄」な買い物をして、お金を失い
- 収納に「無駄」なスペースを使って、場所を失い
- 何を着るか「無駄」に悩んで、時間を失い
「無駄」を繰り返すことになります。
必要で、大事なプロセスなので、我慢してください!
でも、私も鬼ではありません。
今なら、メルカリやジモティで売るという手もあります。
金銭的なダメージはある程度受けるので、反省する材料は生かしつつ、「まだつかえる」モノを捨ててしまう罪悪感からは解放されます。
捨てることが、メンタルに与えるダメージが大きすぎるなら、メルカリで売ってしまいましょう。
(む、無理です)どうしても処分できません…って方へ
どうしても捨てられないんです。無理なんです。
100着のコレクション、すべてが同率でベストなんです。って方へ。
それでは、100着のナンバーワンから、ベターな6着を選んで、他の服は見えないところに片付けてしまってください。
捨てなくてOKです。
これだけでずいぶんすっきり片付くと思います。
片付けてしまった94着は、問題がないことがはっきりしたら捨ててしまえばOKです。
まとめ
この記事では、洗練された美しいクローゼットのために、洋服を捨てる方法を紹介しました。
手順は、以下の流れでしたね。
- 残すべき数を決める
- 気持ちを切り替える。捨てる服を決めない→残す服を選ぶ。
- 子どもの写真を眺めよう。残す服は見えてくる
- それでも決められないなら、いい服の素材や特徴を考えてみる
- 急な着替え用としてバッグに一着しまう
- 「最後の手段」実家に置かせてもらう
- 無駄な買い物を反省して次に生かす
クローゼットがきれいになるのも素晴らしいのですが、
選択肢は少ない方が効率よく生きていけるし、疲れません。
そして、洋服が不足して困ることなんてほとんどありません。
ただし、捨てるストレスに耐えられない人は、メルカリなんかで売るといいと思います。
次に誰かが使ってくれると思えば、まだ、気持ちが楽ですよね。
みなさんと、お子さんが、シンプルにすっきりと生きていけますように!!
(参考記事)
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