衣替えって大変ですよね。
皆さんが衣装ケースに季節違いの洋服をしまっているなら、改善の余地がありそうです。
衣装ケースを手放したら、衣替えの負担が半分になりました。
この記事は、衣替えの苦労からあなたを開放してくれることでしょう。
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衣類の収納方法・重要ポイント4選
私がいろいろと試した結果、子ども服をしまっておくのに最適な入れ物は、、、
部屋の分かれている、引き出し式の衣装ケースです。
例えば、↓のようなやつですね。
子ども服を収納するときに意識してほしいのは、次の4点です。
- どこに何が入っているのかすぐにわかること
- ワン・アクションで取り出せること
- 必要な時期が同じものは、「ひとまとめ」になっていること
- 必要な時期が異なるものが、「混ざっていない」こと
これによって、↓のような理想的な(ラクちんな)衣替えの作業ができるようになります。
- 引き出しから、次の季節の洋服を取り出す
- ハンガーにかかっている洋服をたたんで、空いたところに収納する
- 取り出した洋服をハンガーにかける
- 洗濯中だったものなど、季節外れのものがあったら、引き出しにサッと仕舞う
この理想的な衣替えを実現するには、引き出し式の衣装ケースを使うのが最適解ということです。
【参考】重要ポイントの理由
本題に入る前に、重要ポイントをさらっと解説しておきますね。
どこに何が入っているのかすぐにわかること
どこに何があるか、わからない状態だったら、洋服など探せるはずがありません。
透明なケースに入れておくのがいいですよね。
ワン・アクションで取り出せること
後でじっくり解説しますが、取り出すのに手間がかかると、取り出すことをあきらめてしまいます。
取り出すことをあきらめると、散らかっていくさまは、後ろの記事を読むとよくわかると思います。
引き出し付きの収納具がいいですね。
必要な時期が同じものは、「ひとまとめ」になっていること
手芸用の糸をリビングに保管して、ミシンを別の部屋に置いているおうちはありますか?
普通、同じところにひとまとめにしていますよね。
アチコチいろんなところに置いていると、一気に取り出したり出来ないので、とてもめんどくさいです。
ばらばらにならないように、ある程度の大きさが必要ですね。
必要な時期が異なるものが、「混ざっていない」こと
夏用のTシャツと、冬用のジャンバーが同じところに収納されているとどうでしょう。
そこは、夏にも冬にもアクセスしなくてはなりません。
一つの作業で、アチコチ取り出さないといけないのは、とてもめんどくさいですね。
部屋が分けて整理したいものです。
ルールを一つ破ったら→整理整頓が破綻する
我が家の失敗を紹介します。
我が家では、季節ごと・サイズごとに小分けした子供たちの洋服を、衣装ケースに放り込んで、押し入れに重ねて置いていました。
すでに明らかなミスが見えますよね。
そうです、出し入れがとてもめんどくさいので、ついつい、衣装ケースの上に季節違いのものを置いてしまっているのです。
「ん?なんだか今日は寒いなぁ、衣替えはまだだけど上着だそっか?」
「昨日片づけたけど、今日は少し暑いから、半そで出そうか?」
そんな風に無理やり出しては、不要になったけれど、片付けるのはめんどくさくて放置するのです。
これでは、いつまでたっても片付きません。
- <まぁOK>どこに何が入っているのかすぐにわかること
- <ダメー!>ワン・アクションで取り出せること
- <まぁOK>必要な時期が同じものは、「ひとまとめ」になっていること
- <まぁOK>必要な時期が異なるものが、「混ざっていない」こと
先ほどのポイントが一つ欠けただけで、整理整頓がうまくいかない、いい例ですね。
ちなみに、衣装ケースの上に置いていたのは、秋・冬の衣類など、です。
秋冬モノは、本来、左下の衣装ケースに入れるべきところですが、これがめんどくさいんですよ。
- 上の衣装ケースを取り出す
- 下の衣装ケースを取り出して、ふたを開ける
- サイズの合った小分け用の袋を取り出す
- 小分け用の袋を開けて、中に仕舞う
- 小分け用の袋を衣装ケースに戻して、ふたを閉める
- 下の衣装ケースを押し入れに仕舞う
- 外に出した上の衣装ケースを下の衣装ケースに重ねる
驚くことに、なんと7アクション。
そりゃ、片付けも大変だよねって話ですよ。
これでは、上手に整理なんて誰もできません。
また、季節違いのものを、ちょっと取り出したりするのも、同じようにめんどくさいです。
ちょっと寒い日、ちょっと暑い日。季節の変わり目は、衣装ケースを頻繁に動かしてはイライラしていました。
(子どもの服で)衣替えのタイムアタックをやってみた
わが家では、「衣装ケース積み重ね方式」から「引き出し衣装ケース方式」に切り替えました。
- いつもより少し暑い日のため、半そでをちょっと出す
- いつもより少し寒い日のため、上着をちょっと出す
ことも、手軽に頻繁に行えるようになりました。
もちろん、衣替えも、めちゃくちゃラクになりましたよ。
どのくらいラクになったか、タイムアタックしてみたので、紹介してみますね。
「衣装ケース積み重ね」でチャレンジ(もはやハンディキャップ)
さて、衣装ケースを積み重ねた状態から、衣替えをやっていきましょう。
ここでは、「夏」→「冬」をやっていきます。
パジャマや小物は今回省略します。
それでは、よーい、ドン!
ハンガーから外してみました。
右の方にあるのは、衣がえの日に残しておいた長袖です。めんどくさくてしまっていませんでした。
夏のズボンを引っ張り出しました。右端のものは春秋のものです。
例の衣装ケースは洋服の奥に置いていました。
今から、これを取り出していきます。
衣装ケースを取り出して、中から冬モノを取り出しました。
前に書いたとおり、手間がかかります。
取り出した冬ズボンを下に置くケースに放り込んでいきます。
冬モノをハンガーにかけていきます。
夏モノはたたんで、小分けして衣装ケースに仕舞っていきます。
衣装ケースを後ろに仕舞いこんで、終了です。
スタートから15分20秒かかりました。
「引き出しケース編」でチャレンジ(TAS??)
後で紹介しますが、引き出しケースに移し替えました。
次の衣替えは、「冬」→「夏」をやっていきます。
パジャマや小物は、今回も省略します。
それでは、よーい、ドン!
冬服をハンガーから外してたたんでいきます(1分37秒)。
夏モノを引き出しから出します。
ワンアクションで出せるの一瞬です。
冬物を二人分たたんで、引き出しに放り込みます。
これもワンアクションで片付けられます。ラクチン!!
ズボンをケースに仕舞って、夏服をハンガーにかけていきます。
ハンガーにかけ終わって、終了です。
スタートから7分24秒で終わりました。
【まとめ】衣替えタイムアタック
ストップウォッチの写真が汚くてごめんなさい。
衣類の整理をしてたの、部屋がホコリだらけだったもので…。
さて、衣装ケース方式だと15分以上かかり、引き出し方式だと7分半で片付きました。
衣装ケース方式の、
- 上の衣装ケースを取り出す
- 下の衣装ケースを取り出して、ふたを開ける
- サイズの合った小分け用の袋を取り出す
- 小分け用の袋を開けて、中に仕舞う
- 小分け用の袋を衣装ケースに戻して、ふたを閉める
- 下の衣装ケースを押し入れに仕舞う
- 外に出した上の衣装ケースを下の衣装ケースに重ねる
から、解放されたのは、時短としてもよかったし、ストレスもだいぶ軽減されました。
収納のポイントの↓の4つのポイントを守りましょうね(再掲)
- どこに何が入っているのかすぐにわかること
- ワン・アクションで取り出せること
- 必要な時期が同じものは、「ひとまとめ」になっていること
- 必要な時期が異なるものが、「混ざっていない」こと
最後に、衣装ケース方式(古)と引き出し方式(新)を見比べておきましょう。
衣装ケース方式(古)
引き出し方式(新)
引き出し方式への変換(「めんどくさい衣替え」とは、さようなら)
今回、衣装ケース方式から引き出し方式に変えたので、その詳細も紹介しておきますね。
衣装ケースを手放して引き出し方式へ
しつこいですが、最初の衣装ケース方式の状態。
衣装ケースを引っ張り出したら、代わりに引き出しを入れ込みます。
衣装ケースから衣類を全部出していきます。
季節ごと、サイズごとになんとなく分けておきましょう。
季節ごと・サイズごとに、引き出しの部屋に入れていきます。
ついでに、頻度の低い服をハジいて、少し荷物を減らします。
数が少ない方が、片付けははかどります。この際見直すといいでしょう。
夫はもっと減らしたそうにしていますが、私はここら辺にしておきます。
引き出し方式の完成です。
【参考】わが家の押し入れの使い方
参考までに、押し入れの使い方を紹介しておきますね。
こんな使い方をしているのには意味があって、
- 子どもたちが自分で服を選べる(意志を育む意図)
- 子ども服は小さいので、奥のスペースを活用したい
- 洗濯済みの洋服を、子ども自身がお片付けできる
それで、子供の手の届く下の段に洋服をかけているのです。
詳しくは別記事に書いていますので、ご参考まで↓
子どもたちが自分の意志で、取り出したり、片付けたりできるので、低いところに置くのはおススメです。
まとめ
衣類の収納方法によって、衣がえの負担やかかる時間が大きく異なります。
また、衣類は、衣がえの時以外にも、チョコチョコ取り出したり仕舞ったりするものです。
そんな時に、余計な時間を使い、余計なストレスをかけないようにしておきましょう。
繰り返しますが、ポイントは以下の4つです。
- どこに何が入っているのかすぐにわかること
- ワン・アクションで取り出せること
- 必要な時期が同じものは、「ひとまとめ」になっていること
- 必要な時期が異なるものが、「混ざっていない」こと
これをクリアするには、引き出し型の衣装ケースがピッタリです。
洋服の整理整頓が最適化され、皆さんのストレスが軽減されますように!
(参考記事)
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