家事・育児を一人で抱え込んでいませんか?
夫も忙しいとは思うけれど、何とか分担してほしいところですよね。
とはいえ、忙しい夫に頼むのも、言いづらいこともありますよね。
この記事では、夫に家事分担をお願いするやり方を紹介しています。
相手のことを考えすぎて頼めないあなたは、逆に言うと、相手のことをちゃんと考えられる人です。
こういう人こそ、衝突することなく相手にお願いすることができる素質があるんです。
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遠慮がちなあなたが、家事分担をお願いする方法2ステップ
さて、相手のことを考えて遠慮がちなあなた。
→お願いするステップは以下のとおりです。
ステップ1:Win-Winを考える
ビジネスでも重要なことですが、Win-winを考えていきましょう。
互いにWin-winであれば、
- お願いする方としては、罪悪感がなくなるので、言いやすくなる
- 受ける方も、「それならいいよ、ぜひに」と、受け入れやすくなる
ものです。
夫に家事の一部をゆだねることは夫にとってもメリットがあるはずです。
例えば、あなたの掃除に不満がある夫だったとしたら、夫自身のコントロール下に置くことで、夫は家に対する満足度が上がるはずです。
また、あなたが浮いた時間で、お金を稼いだり、家族の健康にいいことを始めたり、家族の将来に役立つことを学んだりすることができれば、家族みんながWin。ですよね。
互いに「win-win」になることを考えるといいでしょう。
ステップ2:相手を尊重しながら自己主張する
「アサーション」と言えば聞いたことがある方も多いでしょう。
相手を尊重しながら自己主張するというコミュニケーションスタイルのことです。
皆さんは、遠慮しちゃっている(=相手を尊重)わけですから、あとは自己主張するだけです。
相手を尊重することはそのままに、自己主張を追加していきましょう。
- 自己主張できないと、何もお願いすることはできませんし
- 相手を尊重せずに自己主張すると、衝突するだけです
具体的なやり方としては、
- 自分のつらい状況を伝える
- 相手も大変であることには理解を示す
- お願いしたいことをはっきりと伝える
例えば、こんなやり取りをしていきましょう。
- 実は、家事と育児で手いっぱいになって、私は今とても毎日がきついと思っている。
- いろいろと時短も考えても見たけれど、どうにも状況が改善できないでいる
- 私は、あなたが、忙しく大変な仕事をしていることは知っている。
- でも、もし、風呂とトイレの掃除をしてもらえたら、私はとても助かる。
相手のことを尊重しながらも、上手にお願いしたいことも伝えられています。
相手への尊重を伝えられているので、相手はこれで怒ったりすることはないでしょう。
遠慮せずに、やってみてください。
まとめ
この項では、Win-winを考えながら、アサーティブに伝える方法を紹介しました。
具体例としては、こんな会話はどうでしょう。
- 実は、家事と育児で手いっぱいになって。私は今とても毎日がきついと思っている。
- いろいろと時短も考えても見たけれど、どうにも状況が改善できないでいる
- 私は、あなたが、忙しく大変な仕事をしていることは知っている。
- でも、もし、風呂とトイレの掃除をしてもらえたら、私はとても助かる。
- 私は、あなたの方がきれい好きだと思っているから、家もきれいになるかなと、思っている。
- 私は、掃除のことを考えなくてよくなれば、精神的に楽になれそうだ。
- 空いた時間でヨガをやって、毎日スッキリと過ごせるようになれば、家事効率も上がって、更に時間が空きそうだと思っている。
- ここでできた余裕の時間で、栄養士の勉強をして、家族の健康をもっと考えたいと思っている。
結論としては、夫は風呂とトイレ掃除を頼まれているわけですが、これであれば押しつけ感もありません。
また、夫としては自分が掃除をすれば、家がきれいになって、おいしいご飯が食べれそうな気もします。
快く引き受けてくれることでしょう。
もちろん、夫のキャパが0でなければ、という前提ではありますが。
とはいえ、家事分担は言い出しづらい・・・というあなたへ
そうは言ってもなかなか、言い出しずらいというあなたへ。
夫に家事をお願いしてWin-Winになんかなるの?と悩んでいる方へ
夫に家事をお願いするんだから、夫にとっては常にマイナスなのでは?
そう思った方も多いことでしょう。
でも、そうでもないんです。
状況にもよりますが、Win-Winになる理由をいくつか紹介してみます。
- 空いた1時間で月に2万円稼ぐ(1000円×20日)<年間24万円>
- 空いた時間で、子どもの習い事の面倒を見る<将来への投資>
- 増えた余力を使って、趣味の料理に没頭する。ストレスは減って、家族も喜ぶ
- 空いた時間を使って、家族全体のためになることを学ぶ(健康・金融・資格などなど)
- 夫の方が向いている家事を分担してもらえれば、夫の満足度も上がる。家もよりよくなる
- キレイ好きなら分担した掃除を楽しいと思うかもしれない。家ももっときれいになる
- 頭脳労働をしている夫に、単純作業を渡すと、頭の切り替えになるかもしれない
- 子どもにとって外での夫の頑張りは見えづらいが、家事をやってくれると感謝するかもしれない
- 夫の仕事に役立つ気づきがあるかも(ほとんどのビジネスは最終的には家庭が顧客ですから)
いかがでしょうか。きっと、あなたの家庭でも当てはまるものがあると思います。
お願いせずに自分がやれば丸く収まるのではないかというあなたへ
私が我慢しておけば丸く収まるんじゃないか。
あなたは、これまで相手を尊重してきたわけですから、そう思ってしまうのも無理はないと思います。
でも、それは少しもったいないと思います。
世の中には、相手を尊重できず自己主張ばかりする人もいます。
相手を尊重することは、自分以外の人のことを注意深く観察しないとできません。ただ自己主張することよりずっと難しいことです。
皆さんは、もう一歩のところまで来ているのです。
自己主張を追加するのに、有効なコツがあります。それは、
- 「私は~~~と思う」という言い方をする。
というものです。
- トイレと風呂の掃除を分担して!
- トイレと風呂の掃除を分担してもらえると、私は嬉しい!
いかがでしょう?
「私は~~と思う」の言い方だと、聞く方も否定されたり命令されたりしている感がなく、すっと受け止められるものです。
まとめ
この記事では、夫に遠慮して家事分担をお願いできない人のために、お願いする方法を書いてきました。
- Win-Winを考える。夫も受け入れやすく、あなたも言いやすくなる
- 相手を尊重することに加えて、自己主張を追加する(「I」メッセージを使いましょう)
心優しい皆さんを、ご主人が家事の沼から救ってくれることを願っています。
【ミニメイドサービス】(参考記事)
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