夫の家事にイライラしてしまうことってありませんか。
夫が洗った後の調理道具は、いつも適当なところに置いてあって、使うときに見つからないんですよね…。
そのたびに、キーーッってなっていました。
でも、誰かにイライラするのは時間の無駄だし、疲れちゃいますよね。
実は、夫の家事にまつわるイライラって数を大きく減らすことができるんです。
イライラが減れば、ストレスも減ります。幸福感が上がり、子どもにも穏やかに接することができます。
この記事ではイライラを減らしていく家事分担の方法を紹介しています。
この記事は、こんな方のお役に立てると思います。
- 夫の家事が中途半端で雑でイライラしている人
- 自分をコントロールするとか難しいことなく解決したい人
この記事の内容はざっくりこんな感じです。
- 家事分担の際に、ナワバリ化することをオススメ
- ナワバリ化するための具体的な方法3つ
- ナワバリ化したときにメリットを紹介
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夫の家事が中途半端で雑、でも気にしないでいられたらラクになる
家事分担をしていると、夫の家事の雑さ加減にイライラしてしまうことがあります。
でも、もし、これを気にしないでいられたら、とてもラクになれると思いませんか。
「調理器具を洗った後にアチコチ適当に置くのやめてもらえる!!怒」とか、イライラするのは、めんどくさいし疲れますよね。
実は、「7つの習慣」にも、イライラしないことを主体的に選びましょう。と書いてあります。
でも、自分をコントロールすることって、とても難しいです。
そんな難しいコントロールをするまでもなく、夫の作業にイライラしないで済む方法があるので、紹介しますね。
【結論】夫の家事にイライラしないでいられる方法
夫の家事に口出ししたり、イライラしたりしてしまわないようにする方法。
それは、、、、
家事の分担をするときに、エリアごと分けてしまう
ということです。
家事分担をするときに、「お互いのナワバリを決めておきましょう」といったところです。
例えば、お風呂と脱衣場は夫の担当という形にしてしまいます。
これを心掛けるだけで、イライラする機会がだいぶ減ってくれます。
(理由1)夫のレベルの低い家事に伴う迷惑を受けにくくなる
同じ場所でする別な作業を夫婦で分担してしまうと、相手の家事の不始末の迷惑を受けることが多いです。
冒頭で示したような、夫が洗った調理器具が汚かったり、散らかったりしていると、その後、料理を担当する私には迷惑なわけです。
例えば、台所の作業を私が担当してしまえば、調理器具は使いやすいように置いておけるし、キレイに洗っておけるのです。
ちなみに、逆の立場になってもラクになれるんです。
夫からすれば、調理器具をどの程度きれいに洗えば、私がイライラしないかなんて分かりません。
気を付けて洗えば、調理器具を過剰に洗ってしまって、負担が増すでしょうし、雑にやれば私がイライラします。
場所ごとに家事分担してしまえば、ずいぶんとイライラ問題が解消します。
(理由2)他人のナワバリになると「任せよう」という気になる
とはいえ、、、
例えば夫が担当している、脱衣場・お風呂場が汚れていたらイライラするのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、あんまりひどいとイライラしちゃうこともあるかもしれません。
でも、良い意味で当事者意識が薄くなってくるので、多少汚くても、まぁいいかって気持ちになります。
・・・夫はよくお風呂の掃除を忘れます。
お湯を放置していると、臭くなったり、汚れがこびりついたりして、その後の掃除がめんどくさくなります。
でも、夫のナワバリなので、そんなに気になりません。
任せておけばOKと思えば、細かなことが気にならなくなってきます。
イライラがかなり減りました。
(理由3)相手の家事レベルが上がってくる
一つ上の項目で書きましたが、相手のナワバリになれば、相手に任せてしまうことができます。
任せてしまうと、もう一ついいことが起こるんです!!
逆に、夫に任せることができず、毎日のように夫に
「お風呂を洗っていないみたいだけど、臭くなるし汚れるし、早く洗ったら」
と、口出しを繰り返したらどうでしょうか。
夫は、私という管理者がいて、その下で働く平社員のような存在になってしまいます。
これでは、自分では何も考えずに、ひたすら言われたことをやるだけの機械みたいな存在になります。
自分のナワバリがあって、すべて任せられていたとしたら、
- 自分が計画的にやらないと作業が終わらない→主体的に自ら動くようになる
- 自分で考えないとナワバリが維持できない→自分で創意工夫する
- 自分のナワバリなので自由にできる→モチベーションも上がるので更に質が良くなる
具体的には、
- 毎日21時に、誰にも言われることなく、風呂掃除をするようになる
- 自分が使いやすいブラシや洗剤を導入するようになる
- 定期的にカビ防止の燻蒸材を使って、カビが生えないようにしている
夫の家事の質が上がってくると、↓のようないいことがあります。
- 夫の家事の質が高いと、家庭生活が心地よくなる
- 夫がやってくれることが増えると、自分の仕事が減る
- イライラすることが減る
なるべく早く、夫にナワバリの維持を任せてしまいたいですね。
【具体的なやり方】夫のナワバリづくりの具体的ポイント3つ
夫のナワバリづくりをうまく運用するための具体的なポイントを整理しておきます。
- 分担したエリアは徹底的にナワバリ化すること!
- 仕事への責任は権限とともに渡す(=信頼して任せる)
- 例外となることは明確にしておく
さっそく、見ていきましょう。
ポイント1:分担したエリアは徹底的にナワバリ化!
分担した、エリア内でのことには、徹底的に責任を持ってもらいます。
ナワバリは徹底的に!
夫に、お風呂場と脱衣場を渡したとしたら、夫の仕事は、
- お風呂場と脱衣場、洗面台の掃除
- 洗濯全般
- 家族のシャンプー、風呂洗剤、洗濯洗剤のストックの管理
ということになります。
私は、台所の掃除機かけのついでに脱衣場も掃除機をかけたりしますが、基本的に、これも夫の仕事です。
逆に脱衣場の掃除機がけのついでに、台所も掃除機をかけてほしいという期待は手放しています。
台所は私のナワバリだからです(お願いすることはありますが…)。
ナワバリ意識が高まると、お互いラクになる
ここまで徹底的にエリアごとに家事を分担しておくと、ナワバリ意識が高まってきます。
夫は、自分のナワバリの中の家事への責任感が高まり、自主的にしっかりやるようになります。
私は、夫のナワバリ内の家事からは当事者意識がなくなるので、おおらかな気持ちになれます。
ずいぶんとラクになれました。
「掃除しようと思ったけど、洗剤はどこ??」なんて夫が言うのなら、ナワバリ意識がまだまだ低いです。
夫に何を分担させたらいいかわからない方は↓の記事も!
夫にどんなことをやってもらうか悩んでいる方は↓の記事もご覧くださいね。
(参考記事)【家事分担】夫に何をさせたらいいの?
夫に分担してもらう場所を決める前に、夫の「得意」を分析しておいてくださいね。
その後の家事効率が格段に変わります。
床の掃除機は私、床の水拭きは夫。みたいな分担はダメですよ!!
ポイント2:【重要】仕事への責任は権限とともに渡す(=信頼して任せる)
これが重要なんですが、夫に渡したエリアについては、責任とともに権限も全部渡してしまいましょう。
責任と権限を渡すってどういうこと
先ほどの例のように、お風呂と脱衣場を夫に分担したとしましょう。
その際には、夫には以下の責任を負ってもらいますよね?
- 責任をもって、お風呂と脱衣場をキレイに保つこと
- 責任をもって、家族の洋服を毎日選択して、着替えのストックを維持すること
- 洗濯や掃除用の洗剤、歯磨き粉などを切らさないように気を付けること
でも、人間、責任だけ負わされてもモチベーションが上がりません。
あわせて、以下の権限(=自由に決められること)も渡します。
- 脱衣場のキャビネットに何をどう入れるか決めていい
- 風呂の洗剤や洗濯洗剤は何を使うか自分で決めていい
- 次の洗濯機にどんな機種のものを買うか自分で決めていい
- 掃除道具にどんなものを買うか自分で決めていい
- 掃除や洗濯の頻度や時間も自分で決めていい
- バスタオルのたたみ方やクオリティも自分で決めていい
責任と権限はセットで渡しましょう。
ビジネスの場では、「トラスト(信頼)&エンパワーメント(権限移譲)」と呼ばれていて、誰かに何かを主体的にやらせるときの定番の方法です。
権限(=自由に決められること)も渡すとどうなるの?
夫が自由に決められることが多いと、責任以上の成果を上げてくれます。
例えば、洗剤も掃除道具、掃除する時間も方法も全部、私の指定通りにしてもらうように約束したとします。
夫は、完全に思考停止して、私の指示を待つようになります。
夫は、いつまでたっても自律しないし、私はいつまでも夫に指示を出し続けなくてはなりません。
そして、指示ばかりされる、夫はきっと、つまらなさそうに、家事をやらされるのだと思います。
反対に、権限を渡す、、、つまり、夫には自由なやり方で家事をやってもらうと、勝手に自律してくれます。
- 水切れが良くて、夫の好きな香りのする洗剤を調べて買ってきます
- ブラシも夫の身長にあった大きさのものを自分で選んできます
- 掃除する時間帯も、頻度も夫が自分で考えて決めてくれます
勝手に、楽しそうに家事に取り組んでくれるようになります。
モチベーションの高い家事は、やがてこちらの期待以上の成果を上げるようになります。
もちろん、「掃除しようと思ったけど、洗剤はどこ?」なんて夫が効いてくることはあり得ません。
ポイント3:例外となることは明確にしておく
これまで、以下のことを徹底してほしいと伝えてきました。
- エリアごとに家事を分担する
- 担当エリア内のことはすべて担当者に責任がある
- 責任もあるが、権限もある
とはいえ、例外もあるものです。
例えば、夫婦でシャンプーを別々に使っている場合などは、状況が異なります。
私がどんなシャンプーを使うかは分からないでしょうから、ココは責任と権限を例外的に引き取ることにします。
夫としっかり話し合って、例外であることは明確にしておくとよいでしょう。
できれば、モノも別なかごに入れておくなど、明確に線引きできればストレスも少ないです。
まとめ
夫の家事にイライラいさせられない方法。整理しておきましょう。
エリアごとに家事を分担にするということでした。
ポイントは3つあります。
- 担当エリア内のことはすべて担当者に責任がある
- 責任もあるが、権限もある
- 例外となることは、明確にしておく
すると、不思議なことにイライラが減ってきます。
- 夫のレベルの低い家事に伴う迷惑を受けにくくなる
- 夫の担当エリアへの当事者意識が減って、「任せよう」とおおらかになれる
- 夫の責任感とモチベーションが上がり、期待以上の成果を上げるようになる
みなさんのご主人が自立して、ご家庭のイライラが減りますように!
(参考記事)
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