私はミニマリストではありませんが、
ミニマリズムには大きな魅力があると思っています。
ミニマリストじゃないんかーい!
と言う、心温まるやり取りはさておいて…
ミニマリズムは実践するにはだいぶハードルが高いですが、少し取り入れてみると、生活がすっきりとしてくると思います。
メリットも多いので、少し取り入れてみてはいかがでしょうか。
自分が苦手なら、夫から始めてもらうのもいい手だと思いますよ。
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ミニマリズムとは
とりあえず、wikiからの引用です。
ミニマリズム(英: Minimalism)は、完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル(様式)。ミニマリスムとも表記される。「最小限主義」とも。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
シンプルイズベストの最上位版のようなもので、家具がテーブルしかないリビングの写真など見かけたことはないでしょうか。
本当に必要なもの以外を手放せば、最高のお気に入りのみに囲まれて生きられて幸せ!という考え方です。
なかなか、実践は難しいでしょうが、メリットも多いので、紹介してみようと思います。
ミニマリズムのメリット
探す手間・時間を節約できる
例えば、引き出しの中にある無数の筆記用具の中から、お気に入りのボールペンを探し出す苦労が無縁のものになります。
私たちは使わないものを蓄えがちで、その使わないものの陰に使うべきものが隠れていることがよくあります。
オフィス用品などの販売をしている大塚商会の調査によると、「私たちは職場での探し物におよそ年間150時間も費やしている」とされています。
具体的な数字はともかく、家庭においても探し物に時間を奪われていることは事実ではないでしょうか。もの探しの時間は、少しでも減らしたいものです。
必要なものにアクセスしやすい
パスタのお皿を取り出すたびに、その上にあるラーメンどんぶりをどける。
なんとなく、当たり前にやっていることではあるのですが、この手間が無い生活は、結構素敵だと思います。
また、大き目の家具なんかが無いと、動線がまっすぐになりやすいというメリットもあります。
維持費やメンテナンスの時間が減る
なんとなく敷いている絨毯。それは必要ですか。
部屋に温かみが欲しいので敷いています。という方を否定するつもりはありません。
ただ、なんとなく敷いているだけなら、絨毯が無かった時に幸福度が下がるのかを考えてみてください。
仮に絨毯がなかったとしたら、きれいなフローリングが見れるかもしれません。
意外と、敷かない方がシンプルですっきりした部屋になるかもしれません。
何より、掃除の手間が違いすぎます。
- 掃除機をかけていて、「ブボー」ってなる回数が0になります。
- 牛乳を床にこぼしても、雑巾で拭くだけでOK。風呂場で絨毯を洗って干すことなど不要です
- ホコリの全体量が大幅に減ります
選択・意思決定の回数が減る
私たちは、一日に35,000回も意思決定を行っているそうです。
あなたのワードローブを確認してみてください。
- 一番のお気に入りの白シャツ
- 二番目にお気に入りのボーダーのバスクシャツ
- 三番目にお気に入りのグレーのニット
- 十番目にお気に入りの水色のカットソー
あなたは毎日、十種類の洋服の中から、その日の気分にあったものを一生懸命選びます。
朝から、結構疲れる作業です。
一週間の写真を撮ってみたら、白シャツとバスクシャツとグレーのニットしか着ていないことが分かりました。4番目以降は不要だったのです。
そんなこともあるかもです。
コロンビア大のシーナ・アイエンガー教授による有名な「ジャムの実験」をご存じでしょうか。
スーパーの一角に、①24種類のジャムを展示した場合と、②6種類のジャムを展示した場合だと、「②」の6種類を展示した時の方が、売り上げがよかったんだそうです。
人は、選択肢が多すぎると、選ぶことに疲れて、選びきれないことがあるという結果でした。
選択肢は多ければいいというわけではないのです。
目から受け取る情報量が減る
大量のポップに飾られた激安ショップの「ドン・キホーテ」、皆さん好きですか。
その日の気分にもよりますが、いろんなものがたくさん並んでいてテンションが上がることもありますよね。
では、リラックスタイムを過ごせますか。
私には無理そうです。
目から受け取る情報量が多くて、とてもリラックスできそうにありません。
休みの日に山などに行って、自然の中でゆっくりしたくなるのは、情報量が少ないことで、リラックスできるからなのではないでしょうか。
家庭でも、情報量が減れば、リラックスできてストレスが減るので、モノが少ないことにはメリットがあると考えています。
ミニマリズムの取り入れ方
最初から無理することなく、できる範囲で取り入れてみましょう。
もう、ほぼ結論が出ているので、私のおすすめをさらっと紹介して終わりにします。
洋服まわり
まずはクローゼットまわりから行きましょう。
- 目印になるハンガーをクローゼットの一番右にかける
- 洗濯が終わった服(着た服)を、目印ハンガーの右側にかける
- 一週間後にハンガーの左側にある服は、不要な服です。捨ててOKです。
※夫のクローゼットを勝手に公開(笑)
小物類は、同じものに、統一してもいいかもです。
- 仕事に履いていく靴下
- 下着類
- ハンカチ
自分の許容範囲の中でやることをお勧めします。
選択肢は少ない方がストレスが少ないとはいえ、選択肢が楽しいのも事実ですから。
キッチンまわり
バラエティーに富んだご飯を作り、それに合ったお皿に盛りつけるのが趣味でしたら、ここは飛ばしてください。
自分の楽しみを犠牲にしてまで、モノを減らして効率性を追求すべきではないと思っています。
さて、我が家では、毎日の食事に使う食器は限られています。
たまにしか使わない食器や来客用のものは、普段は見えないところに片付けています。
リビングまわり
子どもがいるので、フロアマットを敷いていますが、
- じゅうたん ラグ
- こたつ(&こたつ布団)
- ソファー
は置いていません。
部屋が広く使えていますし、掃除の手間もだいぶ軽いです。
特に、掃除はとても楽ですね。
こたつ布団をめくらなくていいし、じゅうたんで「ブボー」ってなったりしないし、ソファーの下を掃除する必要もありませんから。
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デスクまわり
例えば筆記用具。
実際によく使うのは、
- ボールペン(黒)
- シャープペンシル
- ボールペン(赤)
- 蛍光ペン(一色)
- マジック・名前書きペン
くらいだと思います。
その他の色ペンだったり、予備のペンはデスク周りにおいておく必要はありませんので、片付けてしまいましょう。
それだけですっきりしますよ。
その他、参考になること
その他、メモ程度にお伝えしておきたいことがあります。
モノから体験へ
物欲は果てしないのですが、モノを手に入れてもすぐに飽きてしまうと思いませんか。
いい物を手に入れても、すぐに別のもの・もっといい物が欲しくなってしまう。
そして、いつまでたっても、満たされない自分がいる。
対して、モノよりも体験や思い出にお金と時間を使った方が、人生の満足度は上がっているような気がしています。
よりよいものを手に入れようとせずに、楽しいことにお金を使ってみてはいかがでしょうか。
自分が苦手なら夫から
洋服を減らすことは結構勇気がいります。
そんな時は、まず、夫に協力を仰いでみるのも一手だと思います。
我が家では、夫がもともと、あまり物欲がないので、夫のものを減らしてもらうことから始めたら結構うまくいきました。
まとめ
ミニマリストにはなれないにせよ、モノを少し減らすだけでも、すっきりするし、手間とお金をかけていたものから少し解放されて、時間を手に入れ、ストレスも軽減できてきます。
ほかにも、こんなことをしてみては?というアドバイスがあればコメントで教えてくださいね。
皆さんの生活が、時間的にも精神的にも余裕がありますように!
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