QBハウスってご存じですか。1200円で10分でカットのみの美容室です。
時間もお金も節約できるということで、夫がいつも使っています。
人事部に勤める夫が、人事戦略からビジネスモデルまでやたらと褒めていて、少し面白かったので、ほぼそのまま紹介します。
夫が勝手にしゃべっていただけなので、単なる夫の感想です。
気楽に読んでください。
本ページはプロモーションが含まれています(ただし使ったことがないものはススめていません)。
QBハウスが合う人はこんな人(夫はこんな人)
QBハウスが合う人が持つ特徴を夫を見ながら考えてみました。
パレートの法則みたいな理論が好き
パレートの法則をご存じですか。
100点満点中80点の成果を出すには、20%くらいの労力があればいいという考え方です。
QBハウスで切った結果は100%満足できるものではないにせよ、80%くらいのデキであれば、特に何ら気にならないというところです。
それでいて、かかる時間も20%くらいだったら、コスパがいいと言わざるを得ませんよね。
お金も時間も節約できて、そこそこの満足感が得られる。
特に時間の節約が大好きなせっかちな人。
そんな人にはあっていると言えます。
知らない人との雑談が苦手
後で詳しく書きますが、美容師さんと会話する必要がありません。
各席にテレビがついていて、ニュースを見ていたら10分後には髪の毛が短くなっているんだそうです。
知らない人と雑談するのが苦手な夫には最高なんだそうです。
オススメの使い方・店の見分け方(夫の感想です)
QBハウスのおすすめの使い方と、店員さんの見分け方を考えてみました。
時々、普段使いの美容室に行く
QBハウスでは、サクサクと一定のパターンに沿ったカットができるスタッフが集まっています。
これは研修等でしっかりと訓練されているみたいです。
その人に似合う髪型を、一から考えて、それに合わせて切っていくというよりも、ある程度パターン化したカットをしていくんだそうです。
なので、以下のような使い方がいいそうです。
- 行きつけの美容室で自分に似合う髪型にしてもらう
- 伸びてきたらQBハウスに行く。「このまま一か月分戻してください」とお願いする
- 元の髪型から離れてきたら、行きつけの美容室に行く
YouTuberのマコナリ社長も同じようなことを話しているんだそうです。
確かに、5:30くらいのところでQBハウスの話をしていました。
客の確認を受けた後に微調整する美容師さんはアタリ
髪の毛を切り終わると、美容師さんが、鏡をかざして、
「こんな感じでよろしいでしょうか?」
と聞いてきますよね。
QBハウスでも同じように、聞かれるんだそうです。
ここで、「OK」というと、片付けして終わり。となります。
しかしながら、客のOKを取った後でも、クロスを外しながら、気になったところを微修正してくれる美容師さんがいます。
こういった方は、客を素早く捌くだけではなく、納得のいく髪型を作ることにもこだわっているので、いい美容師さんなんだそうです。
そうやって、夫はリピーターになっていったみたいですね。
とはいえ、街の美容室と異なり、美容師さんの腕前のばらつきは少ないみたいですね。
めちゃくちゃ上手!ってな人にもなかなか会えないものの、失敗することもないみたいです。
※以降はおまけです。
(オマケ考察)QBハウスのビジネスモデル
まずは、ビジネスモデルから見ていきましょう。
早い
10分で終わります。
予約も必要ありません。
順番が来たら、席に座り、淡々と髪の毛を切られます。
カットしかありません。
スタイリングもシャンプーも髭剃りもありません。
カット⇒(待ち時間)⇒シャンプー⇒(待ち時間)⇒スタイリング
のように、いろいろなメニューがあると、どんどん時間がかかりますがそれもありません。
とにかく早いです。
安い
前述のとおり、カットしかありません。
余計なコストもかからないから、とにかく安いです。
1200円以外に払うべきものはありません。
一人にかかる時間も少ないので、日にたくさんの客の髪の毛を切ることができます。
それも相まって、安い価格設定にもなっているのでしょうね。
会話しなくていい
夫は美容師さんと会話するのが苦手なんだそうです。
おそらく初対面の人との雑談が得意ではないみたいです。
(初対面でも仕事の話とかはできるみたいです)
QBハウスは美容師さんと話をしなくていいそうです。
夫が言うには、美容師さんと話さず、考え事をしたい日もあるんだとか。
イスの前にそれぞれ一台ずつモニターが付いていて、ニュースを流しているんだそうです。
5分で一巡する感じらしく、それぞれのニュースを二回見ると髪の毛が切れているんだそうです。
このモニターも会話しないための設備なんでしょうね。
私は、美容師さんと話をするのが好きなんですが…。
(オマケ考察)QBハウスの人事戦略
人事部の夫が、酔って話していた内容です。
人事目線でいろいろ感じたみたいですね。
求人
「カットに専念できる」をPRして求人しているようで、割とストイックな人材が集まるのではないか?と話していました。
また、アシスタント制もなく、研修(専念)が終わったら、即デビューらしく、長い下積みが必要ないのも最近の世相にマッチしているのではないかと話していました。
給与
当記事執筆時点で、170,000円+10,000円(皆勤賞)=180,000円なんだそうです。
おそらく、専門学校卒の方たちが採用されたりするのでしょう。
国家公務員(一般職大卒)の初任給が、176,700円(平成27年)であることを考えると、なかなかの高給のような気がします。
その後の伸びがどうなのか分かりませんが、専門学校卒でも場合によっては、大卒公務員より多くの給料がもらえる計算です。
下積みもないわけですから、いい人材が集まりそうです。
研修制度
半年間、がっつり研修を受けるんだそうです。
もちろん、店の片隅で研修とかそういうことではないみたいですね。専念するみたいです。
師匠の技を見て盗みながら、雑用をこなし、夜中に一人練習するような、職人の世界からはかけ離れた、ビジネスライクな制度だと思います。
今風です。これも求人面で有利なのではないかと話していました。
また、スキルがある程度均一化されているとも言えるでしょう。
街中の美容室に行くと、時々、めちゃくちゃ下手な人に出会ったり、運命的に相性のいい美容師さんに出会ったりするものです。
でも、QBハウスであれば、感動することはないのかもしれませんが、しまったなぁという失敗もないみたいですね。
夫のような普通のサラリーマンは、美容師さんに感動する必要はないですけれど、失敗されたら困りますもんね。マッチしています。
設備・環境面
ストイックにカットに専念できる環境が用意されていると思います。
- メニューはカットのみ
- 各席にテレビがあるので、客と会話する必要はない
- 客の頭から切れた髪の毛を吸い取る掃除機のような機械があるから、髪も洗う必要なし
- 床に散らばった髪の毛も、さっと掃いて、そこにある穴に放り込んで終了
一日あたりカットする人数は、普通の美容室よりもずっと多いことでしょう。
きっと、スキルも磨けると思います。
スキルを磨ければ、その後、転職したり、独立したりする道も出てくるのでしょう。
年功序列・終身雇用が崩壊していく?これからの世界にマッチした働き方かもしれません。
※今回の記事はちょっとしたお遊びでした。
お付き合いいただきありがとうございます。
コメント