子どもがおもちゃを片付けなくて困っていませんか。
ついつい子どもを怒鳴ったりしたりして。。。自己嫌悪。
でもでも、それって子どもの問題ではなくて、仕組みで解決できるかもです。
整理収納アドバイザーを学んでいる時にひらめきました。
ウチの息子もこれを実践したら、勝手に片づけるようになりました。
この記事は、こんな方のお役に立てると思います。
- 子どもがおもちゃを片付けなくて家が散らかっている方
- 子どもをどんなに叱っても効果がなかった方
お片付け以前に、モノが多すぎると思う人は、まず減らしましょうね。
この記事の内容はざっくりこんな感じです。
- 子どもが勝手にお片付けをする仕組みを紹介
- なぜ、片付けられないかの理由も解説
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コレが子どもが自分で片付けられるおもちゃの整理収納術だ!
実は整理収納アドバイザー1級の勉強をしている時に、おもちゃ箱の仕組み作りをやりました。
こんなに散らかっていましたが、、、
↓子どものお片付けを仕組み化してみました。
↓ポイントはこの名刺サイズのカードです。
↓息子が、自分で片付けるようになりました。
結構こだわって工夫したので次の項目で詳しく説明しますね。
【実践編】散らからない!「おもちゃの片付けの仕組み」作り方
わが家のおもちゃ収納には、ニトリのカラーボックスと収納ケースを使っています。
おもちゃを分類して収納ケースに入れて、収納ケースに住所を付けるというものです。
- 【手順1】おもちゃを分類する(一度に使うおもちゃをまとめる)
- 【手順2】おもちゃの住所を決める(カラーボックスのどこに仕舞うのかを決める)
- 【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズに二枚印刷する
- 【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける(おもちゃの家にラベルを貼る)
- 【手順5】カラーボックスに写真を貼り付ける(住所地に表札を出す)
って感じですね。
【手順1】おもちゃを分類する
家にあるおもちゃを分類していきます。
- 恐竜の模型
- おままごとセット
- 積み木
- 車のおもちゃ
- お医者さんセット
- ピタゴラス・パズル
一つのケースに一度に使うものを入れていきましょう。
【手順2】おもちゃの住所を決める
次に、分類したおもちゃの住所を決めていきます。
先ほど、お見せした写真だと、こんな感じですね。
それぞれのおもちゃの住所が決まりました。
【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズして印刷する
次に、一つずつ写真を撮って、名刺サイズくらいに印刷していきます(A4なら20枚くらいです)。
iPhoneを使っているなら、「PIC・COLLAGE」がおススメです。
サクッと、名刺サイズで印刷してしまいましょう。
印刷する際には、2枚印刷してくださいね。
プリンタは安いものでOKです。スマホで使いやすいものがおススメですね。
↑画質にこだわらなければ1万円以下のものでOKです。
スキャナとプリンタは子育て&整理収納には便利なので、なければ買っておいて損はないかもです。
【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける
収納ケースに写真を貼っていきます。
赤い四角で囲った部分です。
子どもたちは散らかったおもちゃを、どのケースに入れるか一目でわかります。
イメージとしては、それぞれの「おもちゃの家を決める」作業です。
子どもたちは、恐竜たちを迷わず、「恐竜の家」に入れることができるようになります。
【手順5】カラーボックスに写真を張り付ける
次に、カラーボックスにも、ケースに貼ったものと同じ写真を貼りつけます。
これは、「おもちゃの家の表札」を出す作業です。
子どもたちは、ケースをどこに仕舞えばいいか分かるようになります。
難なく、「恐竜の家」を「恐竜の家の住所」に置くことができました。
【ご留意】おもちゃの引越しはなるべく少なめに
一度住所を決めたら、おもちゃの引越しはできるだけ避けましょうね。
子どもたちは、収納場所を、「絵」や場所で覚えているものです。
コロコロと場所を変えていたら、混乱して、片付けがイヤになってしまうので、なるべく変えないようにしておきましょう。
【片付けさせたいママ必見】片付かない理由と対処法
それでは、今回の仕組みのポイントについて、片付けない理由と対処法を交えて解説していきます。
子どもたちは、片付けないのではなくて、「うまく片付けられない」のです。
上手に片づけられる仕組みさえ作ってやれば、勝手に片付けをするようになります。
字が読めない→写真を使う
子どもたちは大人と違って、字が読めません。
読めたとしても、素早く読めるわけではありません。
もちろん、大人でも右脳優位の人は、文字よりも絵や写真の方が得意だったりするわけですが…。
子どもの片付けは、なるべくビジュアルに訴えるラベルを貼るとよいでしょう。
記号を理解できない→写真を使う
記号も、子どもにはなかなか理解が難しい場合があります。
なんとなく、おもちゃの文脈なので、↑は車とわかる方がほとんどではないでしょうか。
でも、子どもからすると、なんだかよくわからない、となりかねません。
記号を使うよりも写真を使った方が確実です。
記号を書いたり、ネットで探すよりも、スマホで撮った方が早いです。
片付けが楽しくない→片付けを楽しめる仕組みにしておく
大人にとっては、すっきりと片付いた部屋は気持ちがいいものですよね。
でも、子どもって、別にきれいに整えておきたいなんて思ってないんだそうです。
「片付けておけば、欲しい時に探さなくて済む」ということを経験していないから、片付けることにメリットを感じにくいのです。
なので、片付けをゲームにしてあげればOKです。
今回の片付けには、ゲームの要素があります。
絵合わせゲームです。
↑おもちゃをどのケースに入れようかなぁ。
↑おもちゃの家をどこの土地に置こうかな。。。カードの絵合わせ!
まとめ
今回の方法で、片付けが苦手なわが子も、片付けをするようになりました。
手順をもう一度整理しておきましょう。
- 【手順1】おもちゃを分類する(一度に使うおもちゃをまとめる)
- 【手順2】おもちゃの住所を決める(カラーボックスのどこに仕舞うのかを決める)
- 【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズに二枚印刷する
- 【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける(おもちゃの家にラベルを貼る)
- 【手順5】カラーボックスに写真を貼り付ける(住所地に表札を出す)
仕組みを作るときには、子どもたちの苦手にも注意しておきましょうね。
- 字が上手に読めない
- イラストや記号だと理解できないことがある
- ゲーム要素を取り入れて、片付けを楽しいものにする
皆さんのおうちも、お子さんが自主的にお片付けできるようになりますように!
(参考記事)
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