おもちゃを子どもが自分で片付ける仕組み作り【5ステップ】

イライラ防止

子どもがおもちゃを片付けなくて困っていませんか

ついつい子どもを怒鳴ったりしたりして。。。自己嫌悪。

でもでも、それって子どもの問題ではなくて、仕組みで解決できるかもです。

整理収納アドバイザーを学んでいる時にひらめきました。

ウチの息子もこれを実践したら、勝手に片づけるようになりました

この記事は、こんな方のお役に立てると思います。

  • 子どもがおもちゃを片付けなくて家が散らかっている方
  • 子どもをどんなに叱っても効果がなかった方

お片付け以前に、モノが多すぎると思う人は、まず減らしましょうね。

この記事の内容はざっくりこんな感じです。

  • 子どもが勝手にお片付けをする仕組みを紹介
  • なぜ、片付けられないかの理由も解説

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コレが子どもが自分で片付けられるおもちゃの整理収納術だ!

実は整理収納アドバイザー1級の勉強をしている時に、おもちゃ箱の仕組み作りをやりました。

こんなに散らかっていましたが、、、

↓子どものお片付けを仕組み化してみました。

↓ポイントはこの名刺サイズのカードです。

↓息子が、自分で片付けるようになりました。

結構こだわって工夫したので次の項目で詳しく説明しますね。

【実践編】散らからない!「おもちゃの片付けの仕組み」作り方

わが家のおもちゃ収納には、ニトリカラーボックス収納ケースを使っています。

おもちゃを分類して収納ケースに入れて、収納ケースに住所を付けるというものです。

  • 【手順1】おもちゃを分類する(一度に使うおもちゃをまとめる)
  • 【手順2】おもちゃの住所を決める(カラーボックスのどこに仕舞うのかを決める)
  • 【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズに二枚印刷する
  • 【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける(おもちゃの家にラベルを貼る)
  • 【手順5】カラーボックスに写真を貼り付ける(住所地に表札を出す)

って感じですね。

【手順1】おもちゃを分類する

家にあるおもちゃを分類していきます。

  • 恐竜の模型
  • おままごとセット
  • 積み木
  • 車のおもちゃ
  • お医者さんセット
  • ピタゴラス・パズル

一つのケースに一度に使うものを入れていきましょう。

【手順2】おもちゃの住所を決める

次に、分類したおもちゃの住所を決めていきます。

先ほど、お見せした写真だと、こんな感じですね。

それぞれのおもちゃの住所が決まりました。

【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズして印刷する

次に、一つずつ写真を撮って、名刺サイズくらいに印刷していきます(A4なら20枚くらいです)。

iPhoneを使っているなら、「PIC・COLLAGE」がおススメです。

サクッと、名刺サイズで印刷してしまいましょう。

印刷する際には、2枚印刷してくださいね。

プリンタは安いものでOKです。スマホで使いやすいものがおススメですね。

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↑画質にこだわらなければ1万円以下のものでOKです。

スキャナとプリンタは子育て&整理収納には便利なので、なければ買っておいて損はないかもです。

【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける

収納ケースに写真を貼っていきます。

赤い四角で囲った部分です。

子どもたちは散らかったおもちゃを、どのケースに入れるか一目でわかります。

イメージとしては、それぞれの「おもちゃの家を決める」作業です。

子どもたちは、恐竜たちを迷わず、「恐竜の家」に入れることができるようになります。

【手順5】カラーボックスに写真を張り付ける

次に、カラーボックスにも、ケースに貼ったものと同じ写真を貼りつけます。

これは、「おもちゃの家の表札」を出す作業です。

子どもたちは、ケースをどこに仕舞えばいいか分かるようになります。

難なく、「恐竜の家」を「恐竜の家の住所」に置くことができました。

【ご留意】おもちゃの引越しはなるべく少なめに

一度住所を決めたら、おもちゃの引越しはできるだけ避けましょうね。

子どもたちは、収納場所を、「絵」や場所で覚えているものです。

コロコロと場所を変えていたら、混乱して、片付けがイヤになってしまうので、なるべく変えないようにしておきましょう

【片付けさせたいママ必見】片付かない理由と対処法

それでは、今回の仕組みのポイントについて、片付けない理由と対処法を交えて解説していきます。

子どもたちは、片付けないのではなくて、「うまく片付けられない」のです。

上手に片づけられる仕組みさえ作ってやれば、勝手に片付けをするようになります

字が読めない→写真を使う

子どもたちは大人と違って、字が読めません。

読めたとしても、素早く読めるわけではありません。

もちろん、大人でも右脳優位の人は、文字よりも絵や写真の方が得意だったりするわけですが…。

子どもの片付けは、なるべくビジュアルに訴えるラベルを貼るとよいでしょう。

記号を理解できない→写真を使う

記号も、子どもにはなかなか理解が難しい場合があります。

なんとなく、おもちゃの文脈なので、↑は車とわかる方がほとんどではないでしょうか。

でも、子どもからすると、なんだかよくわからない、となりかねません。

記号を使うよりも写真を使った方が確実です。

記号を書いたり、ネットで探すよりも、スマホで撮った方が早いです。

片付けが楽しくない→片付けを楽しめる仕組みにしておく

大人にとっては、すっきりと片付いた部屋は気持ちがいいものですよね。

でも、子どもって、別にきれいに整えておきたいなんて思ってないんだそうです。

「片付けておけば、欲しい時に探さなくて済む」ということを経験していないから、片付けることにメリットを感じにくいのです。

なので、片付けをゲームにしてあげればOKです。

今回の片付けには、ゲームの要素があります。

絵合わせゲームです。

↑おもちゃをどのケースに入れようかなぁ。

↑おもちゃの家をどこの土地に置こうかな。。。カードの絵合わせ!

まとめ

今回の方法で、片付けが苦手なわが子も、片付けをするようになりました

手順をもう一度整理しておきましょう。

  • 【手順1】おもちゃを分類する(一度に使うおもちゃをまとめる)
  • 【手順2】おもちゃの住所を決める(カラーボックスのどこに仕舞うのかを決める)
  • 【手順3】おもちゃの写真を名刺サイズに二枚印刷する
  • 【手順4】収納ケースに写真を貼り付ける(おもちゃの家にラベルを貼る)
  • 【手順5】カラーボックスに写真を貼り付ける(住所地に表札を出す)

仕組みを作るときには、子どもたちの苦手にも注意しておきましょうね。

  • 字が上手に読めない
  • イラストや記号だと理解できないことがある
  • ゲーム要素を取り入れて、片付けを楽しいものにする

皆さんのおうちも、お子さんが自主的にお片付けできるようになりますように!

(参考記事)

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